令和6年度利賀ダム付替市道整備他工事

現場日誌

2024年08月の日誌

現場に関する日記です。

法覆護岸工10 2024/08/23 

長い夏季休暇も終わりました。休み明けに事故や熱中症が起きないように、体を慣らしながら休みモードから仕事モードに切り替えて、工事を施工しています。

 

護岸工の作業も上部の天端コンクリートのみになりました。コンクリートを入念に締固め、金鏝で平坦に均します。ある程度、硬化した後に、養生シートを敷き散水養生を行います。


  

 

一方、未施工区間であった箇所の草付土を大型ダンプトラックで公共残土置場へ搬出しています。過積載とならないように、『バックホウバケットの積み込み回数』による目安の積載量を決定し、実際にその積載重量を現場でトラックスケールにて重量を測定し、積載重量を確認します。確認後は、重機オペレーターに積込み回数を厳守するように指導し、施工します。


 

運搬距離が長いので、施工前にはダンプ運転手に運搬経路や休憩箇所、注意事項等の教育を行いました。新しい運転手が現場に入場した際は、その都度、ダンプ運転者教育を行い施工していきます。

法覆護岸工9 2024/08/08 

川側の復旧護岸工も完成に近づいてきました。


羽口工 かごマットも残りの2段分を設計の大きさとなるように切断加工し、施工します。中詰材のトンネルズリで指をつぶさないように、手元を確認し敷き詰めていきます。


 

6段目ブロック据付・胴込コンクリート打設作業が終わり、ブロックを積めない所は、型枠を組立てコンクリートを打設します。道路と同じ高さになるまで、あと少しです。


 

護岸工の下流側では、未施工区間となっていた付替市道の施工に着手しています。まずは、表土(草付土)を剥ぎ取り、集積しています。この表土処理は盛土の堤体として、不適当な土を除去するために行います。この表土は、他現場等で使用する盛土材として適さないため、今回は盛土範囲だけではなく切土範囲も表土処理を行います。


表土集積後は、ダンプトラックで公共残土置き場へ搬出します。

法覆護岸工8 2024/08/02 

連日、暑い日が続いていますが、ようやく梅雨明けしたそうです。現場では引き続き、護岸工の施工を行っています。

 

上流側に羽口工と呼ばれる、かごマットを設置します。羽口工は洪水時に上流側の護岸の端部を水害から守るために行う工事です。かごマットの中には本来、玉石を入れるのですが、本工事では利賀トンネルの工事で掘削されたトンネルズリを利用し、かごマットの中に敷き詰めていきます。


 

 

護岸を4段目まで施工したことで、利賀川の河床よりも高くなったので、埋戻しを行います。一度、埋戻しを行うことにより、作業箇所の高低差が無くなり、より安全に施工できますし、作業員の方も作業しやすくなります。
来週も引き続き、5段目のからの施工を行います。