農地防災 茶ノ木排水路第11工区工事 施工:今村組

現場日誌

2020年12月の日誌


現在の進捗状況 2020/12/23 

コンクリート養生期間も終わり、型枠撤去しました。
随分、完成したな~と見えますが、まだまだ計画よりも
若干遅れ気味です。


明日は、上流部のコンクリートを打設する予定です。

寒中コンクリート 2020/12/17 

昨日から雪も降り、気温も下がって寒いですね。
日平均気温が4℃以下になると「寒中コンクリート」として
施工する必要があります。
気温が低いと、コンクリートの強度が高まるまでに時間がかかり、
気温によってはコンクリートが凍結してしまうので注意が必要です。
当現場では、給熱ブルーシートで覆い、中に練炭を入れて温度を上げ
給熱養生しています。

ブルーシートの中に練炭を入れて温度を上げています。

寒い季節でも建設現場では普段通りのパフォーマンスを要求されます。
目に見えないところで、品質向上の為の対策に努力しています。

本日は、安全パトロール 2020/12/10 

本日、社内の安全パトロールがありました。
会社全体で安全第一に取り組んでいます。


昨日、ボックスカルバートを据付しました。
延長は6.5mあり、7分割して工場製作した製品を
クレーンで据付しました。
その後、全製品にPC鋼より線というものを通して、
油圧ジャッキにより緊張して製品全体を一体化させています。
分割された製品が一体化されているので、個々の製品が
不当沈下等をして、ずれたりすることはありません。

現在の進捗状況 2020/12/08 

現在の進捗状況です。
今年は、まだ雪も降らないので、助かっています。



仮排水路より上流側です。
明日、ボックスカルバートが納入される予定です。

型枠取り外し 2020/12/02 

側壁の型枠を取り外しました。
コンクリート表面も綺麗に仕上がっています。


断面の黒く見えるのが、「目地板」で、
白っぽく見えるのが、「止水板」というものです。
本工事では、9m毎の断面にこれを設置しています。

コンクリートは、気温・湿度により伸縮します。
なので、目地板を入れて伸縮に対応するようにします。
この目地板が無かったら、ひび割れが多く発生してしまい、
品質の良いものにはなりません。

また、コンクリートが収縮したら、この部分で隙間ができ、
当然そこから水が漏水・浸水することになりますよね。
そこで、ここにゴム製の止水板を入れます。
次のスパンとこの止水板で接続することにより、
漏水等を防止しています。
表面には見えないものですが、大活躍しています。