現場に関する日記です。
三次元設計データおよび掘削状況 2021/06/29
先日撮影した空中写真測量と、三次元設計データのデータ整理が完了しました。
これらのデータを、ICT建設機械(MCバックホウ)に搭載し、掘削工を行っていきます。
設計データを搭載することで、バックホウの制御を行い、設計断面以上の過掘りを防止します。
地山の動態観測 2021/06/16
来週から始まる、地山の掘削前に動態観測ができる装置を、現場に設置しました。
これまで動態観測は,光波などで毎日定点の位置を観測し、掘削による地山の影響が出ていないかを観測していました。本工事では新技術である、「OKIPPA」により日々の計測を定期的に行います。
地山に変位が生じた場合は、職員のスマートホン等にメールが送信されますので、職員から作業員などにいち早く連絡することが可能となります。
通信機器の発達により、建設現場での安全対策も日々向上しています。
WEB上での変位計測画面 (例)
初期値からの変位 (例)
配信のイメージ1
配信のイメージ2
空中写真測量 2021/06/15
伐採作業が完了し、現地の測量を行いました。
当現場では、ドローンにより空中写真測量を行います。
空中写真測量を行うことで、現地地形を三次元で復元する事ができます。
現地の三次元データをもとに、設計との照合を図ります。
撮影機材です。
現地に基準となる、標定点を設置し、測量を行っています。
この標定点より、撮影したデータを三次元のデータとする事が出来ます。
伐採木について 2021/06/03
5月17日から行っている伐採作業は、伐木が完了し、集積・運搬作業へと工程が進んでいます。
木材として使用できない枝葉などは、ごみとしての焼却処分は行わず、たい肥として有効に再利用します。
丸太などは、有価物として売却するため、同じ長さに切り揃えて、旧スノーバレー利賀へ仮置きを行います。
伐採作業が完了後に、現地測量を行い、6月21日から掘削作業を開始予定です。