弊社が毎年行っているサケ産卵環境改善での活動。
9/3日札幌市中心部を流れる豊平川(札幌市中央区JR函館線の鉄道橋付近)のサケ産卵環境改善箇所において河川工事の各作業所(石狩川改修工事の内 音江別左岸築堤盛土外工事・石狩川改修工事の内 島松川右岸築堤盛土外工事・石狩川改修工事の内 長都上流築堤盛土外工事)から職員や作業員10名が水路周囲の1.5m程に茂った草を除去、サケの観察ができるように整備し、入水箇所に溜まった砂利を取り除き水路の流量を増やす等して、水路200mをメンテナンスしてサケの産卵に適した環境とサケを観察しやすい環境に整備しました。また、今年は古くなった情報看板の内容を更新して新設しました。
このサケ産卵環境改善箇所は、2017年9月に市民団体「札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)」が土砂の堆積により年々産卵床が減少した水路の復旧を提案、寒地土木研究所、札幌市サケ科学館、水産研究機関・教育機構北海道地区水産研究所が北海道開発局と協力し、弊社が社会貢献として全長120mの水路を設計施工し、掘削通水させ、川の流れで泥を除去し河床の礫を復活させてサケの産卵に適した環境へと改善した。2018年には大雨の出水で水路が閉塞したが、翌2019年に弊社弊社が流入箇所を変更、上流に80m延長し水路を復元現在に至っます。
毎年この箇所から多くの自然産卵でのサケの稚魚が巣立っています。
着工前と完成
写真や動画を撮ってだれでも参加できるサケ調査「みんなでサケさがそ!2022」に写真・動画を投稿しましょう。→https://salmon-museum.jp/swsp2022