文書管理:3D Viewer - IFC
4.表示範囲を指定して図面を拡大するには
表示範囲を指定して図面を拡大する手順について
指定範囲の拡大表示は以下の手順で実施します。
表示範囲を指定する
表示範囲を調整する
表示範囲内の拡大表示を実行する
この機能では表示範囲を直方体の形状で表します。
1.では、表示したい範囲を決めるために2点を指定し、その2点を頂点とする直方体領域を表示範囲として表示します。
2.では表示範囲の大きさや位置の調整を行います。
3.では表示範囲内部のみの拡大表示を行います。
各手順について
表示範囲を指定するには
表示範囲は直方体領域として表示されます。
表示範囲の位置を指定するために2点の位置の指定を行います。
表示範囲は、指定した2点を結んだ線分を対角線とする直方体領域として表示します。
(また、この直方体の各辺はx,y,z軸のいずれかに平行な線分で構成されています。)
キーボード:Sキー
Sキーを押下した際のマウスカーソルの位置によって表示範囲の位置を指定します。
1回目にSキーを押下した位置と、2回目にSキーを押下した位置を元に表示範囲が表示されます。
[2点を指定して表示範囲を表示する際の動きについて]
1点目指定後
指定された位置は緑色の点で表示されます。
2点目指定後
ピンク色線で表示範囲が表示されます。
表示範囲を調整するには
表示範囲については大きさや位置を調整することができます。
表示範囲の位置調整
表示範囲は、画面の中心に表示範囲の中心が位置するように表示されます。
表示範囲の位置は、
「3.図面の表示位置を移動するには」
で紹介している4つの方法を利用して調整できます。
キーボード:Pキー
→
「3.図面の表示位置を移動するには」
[Pキーによる表示範囲の位置調整の動き]
Pキーによる中心位置変更前
Pキーによる中心位置変更後
キーボード:0キー
図面の中心に表示範囲の中心が位置するように変更されます。
→
「3.図面の表示位置を移動するには」
キーボード:十字キー(↑↓←→キー)
→
「3.図面の表示位置を移動するには」
マウス:右ドラッグ
→
「3.図面の表示位置を移動するには」
表示範囲の各辺の長さの調整
表示範囲の各辺の長さの調整方法は4つあります。
X軸方向の辺の長さ調整
補助線表示時の赤線軸方向の辺の長さを調整します。→
「6.補助線を表示するには」
拡大
キーボード:Xキー
縮小
キーボード:Shift + Xキー
Y軸方向の辺の長さ調整
補助線表示時の青線軸方向の辺の長さを調整します。→
「6.補助線を表示するには」
拡大
キーボード:Yキー
縮小
キーボード:Shift + Yキー
Z軸方向の辺の長さ調整
補助線表示時の緑線軸方向の辺の長さを調整します。→
「6.補助線を表示するには」
拡大
キーボード:Zキー
縮小
キーボード:Shift + Zキー
表示範囲のすべての辺の長さの一括調整
拡大
キーボード:Aキー
縮小
キーボード:Shift + Aキー
[表示範囲のすべての辺の長さの一括調整した際の動きについて]
Aキーによる辺の長さ変更前
Aキーによる辺の長さ変更後(3回実施後)
指定範囲の拡大表示を実行するには
表示範囲の調整後、以下の操作を行うと、指定した表示範囲内部のみが拡大表示されます。
キーボード:Enterキー
[指定範囲の拡大表示を行った際の動きについて]
指定範囲の拡大表示実施前
指定範囲の拡大表示実施後
表示範囲を指定する表示や、指定範囲内部を拡大表示している状態を中止するには
Sキーを押下すると表示範囲を指定する状態になり、
表示範囲決定後にEnterキーを押下すると、表示範囲内部のみを拡大表示する状態になりますが、
これらの表示状態を中止したい場合は、以下の操作で中止できます。
キーボード:Escキー
Escキーを押下すると以下のように表示状態が変更されます。
指定範囲内部のみを拡大表示している状態
↓(Escキー押下)
表示範囲を指定する状態
↓(Escキー押下)
通常状態
[各状態を中止した際の動きについて]
表示範囲内部のみを表示している状態
この画面は表示範囲の調整後にEnterキーを押下した際の状態です。
表示範囲内部のみを表示している状態を中止した状態
表示範囲の調整を行う状態に戻ります。
この画面はSキーを2回押下し、2点を指定した際の状態です。
表示範囲の調整を行う状態を中止した場合
表示範囲の表示はなくなり、通常の表示状態に戻ります。
このページのトップへ
「10.ショートカット一覧」へ